
2020年、初めてのセブ島親子留学で選んだ学校はNILS(ニルス)でした。
- 学校が治安の良いITパーク内にあるから
- 問い合わせた時のNILSのスタッフの方の対応がとても良かった


学校があるITパークの中には、2019年にできたアヤラモール(Ayala Malls Central Bloc)という大きなショッピングモールもあり、学校から徒歩5分の距離なので、授業の後に何度も遊びに行きました。
今回はNILSでの留学を検討されている方にとってお役に立つようにメリットデメリット、注意点などをお伝えしたいと思います。
目次
NILSについて
◆場所
フィリピン・セブ島
セブシティにあるITパーク内のTGUタワー
(ITパークの入り口からすぐのところにあります)
◆滞在先の寮
- ニューキャンパス
- クラシックキャンパス
私たちはクラシックキャンパスに滞在していました。寮が嫌ならホテルでもOKですが、他の留学生との交流が増えるので寮のほうがおすすめです。
◆スタッフ
- ほとんどの講師が明るく笑顔で子どもにも優しい
- 事務スタッフの対応も親切
- スタッフ同士の雰囲気が良い
- おかまの先生がわりと多くて楽しかった
◆教室
- 半個室のブース(現地ではキュビカルと呼ぶ)が密集していた場所があり、狭く感じた
- 窓がなく喚起はしない
- エアコンが壊れていたのか扇風機でしのいだ
- 私たちがいた7階の教室には、大部屋とその中にさらに小部屋が2つあり、親子で部屋が分かれることも

大部屋のキュビカルはもっと狭くてぎゅうぎゅうです。
◆授業
- マンツーマン授業
1日4コマ・6コマ・8コマ・10コマと選べる
(50分授業で休憩10分、昼休み1時間10分) - 宿題がでることも
- 選べるコースが12コースあり、カリキュラムが豊富
- リスニング
- リーディング
- スピーキング
- ライティング
- グラマー(文法)
- ボキャブラリー(語彙)
- プロナンスエーション(発音)
- カランメソッド
- ビジネス英語
- TOEIC(試験対策)
- TOEFL(試験対策)
- IELTS(試験対策)
※子ども向けのキッズコースや子ども向けカランメソッドもあります。
※カランメソッドとは、講師からの絶え間ない早口の質問に生徒側がすぐに回答するという教授法で、即座に回答することによって日本語に翻訳するプロセスを踏まずに、英語脳が鍛えられると言われています。(カランの感想は後述)
◆昼食は4階の食堂か外に出るか自由
NILSがあるTGUタワーの4階には食堂があり、お昼はたくさんの人で賑わいます。安く済ませたいならおすすめです。
私は気分転換したかったので外に出てマクドナルドばかり行っていました。
セブにきてまでマクドナルドって(^_^;)
◆便利さ
NILSがあるTGUタワーの周りには両替機、ファーストフード店のジョリビーやマクドナルド、スターバックス、その他飲食店、薬局などがありとても便利です。
少し歩きますが徒歩5分のアラヤモールにはたくさんのショップやスーパー(メトロ)、ゲームセンター、映画館などもあります。
【NILSを選んでよかった点】
①授業が終わった後ITパーク内で遊べた
②先生たちがフレンドリーで会話が楽しかった
③日本人スタッフがいたので日本語が通じて助かった
④寮も学校も立地が良く治安が安心
⑤子どもが体調を崩した時の手厚い対応
①授業が終わった後ITパーク内で遊べた
私たちは1日6コマで15:50には6時間目の最後の授業が終わりました。
そのまま16:00発のジプニーに乗って寮にまっすぐ帰ってもいいのですが、せっかく来ているのだから少しは遊びたいですよね。
そんな時にはITパーク内のアヤラモールによく行っていました。
アヤラモールには子どもが楽しめるトランポリンやゲームセンターもあり、どちらも安くで遊べるのでおすすめです。
②先生たちがフレンドリーで会話が楽しかった
これはフィリピン人みんなに当てはまることだと思いますが、ほとんどの先生がすれ違うだけで笑顔で挨拶してくれます。
特にフィリピン人は子どもが好きなので、子どもの名前もすぐに覚えてくれて、初日からたくさん名前を呼んでもらいました。
目が合ってもニコッと笑ってくれたり、子どもとすれ違いざまにこしょばしてきたりと遊んでくれて、日本では味わえない雰囲気でした。
気の合う先生とは授業そっちのけでテキストも開かず、恋愛の話や家族の話など、プライベートの話ばかりして笑って、フリートークの時もありました。
仲良くなった先生とは土日に外出したり、Facebookを交換したりもできます。
③日本人スタッフがいたので日本語が通じて助かった
スタッフの中には日本人スタッフや、日本から来ているインターン留学生が何人かいるので、どうしても英語で伝えられない時にはとても助かりました。
NILSのグループライン(入学した初日に入れる)に何か要望を送る時も、日本語でOKです。
④寮の立地が良く治安が安心
寮から学校のあるITパークまでは徒歩5分くらいなので、朝歩いて学校に行っている人もいました。
寮があるところはITパークと雰囲気が違って少しローカル感があります。寮の入り口には24時間ガードマンが立っています。
寮の下の1階には朝夕のご飯を食べる食堂や、洗濯屋さん、セブンイレブンもあります。ちょっと何か足らない時にコンビニにすぐ行けるのはとても便利でした。
道路を挟んだ向かいには人気マッサージ店の「ツリーシェイドスパ」もあり、こちらは留学生に大人気でした。
子どもがいても同じ個室に通してくれるので、子連れの方にもおすすめです。
⑤子どもが体調を崩した時の手厚い対応
子どもが体調を崩して病院に行った時、学校に駐在していた看護師のスタッフが最後まで付き添ってくれました。
留学して一週間目に、息子が突然の全身蕁麻疹を発症しました。
授業の途中に先生が異変に気付き、私の席まで息子を連れてきてくれたのですが、さっきまでは元気だったのに痒い痒いと辛そうにしている息子を見て焦りました。
顔や手足、お腹背中と全身に発症していたので緊急性を感じ、先生たちと相談をして、授業を中断してジャパニーズデスクのある病院に行くことにしました。
校内に在中している看護師さんが付き添ってくれてタクシーを呼んでくれ、病院でも長い待ち時間の間、ずっと隣で付き添ってくれました。
慣れない現地の病院での付き添いは本当に助かりました。
【NILSを選んで残念だった点】
①自分には物足らないレベルのテキストのクラスがあった
②初日の長いオリエンテーションが子どもには辛い
③娘が1人合わない先生がいて泣いてしまった
④最初(契約時)に聞いた内容と実際学校で聞いた内容に相違点があった
⑤寮の食堂の食事があまり美味しくない
⑥子ども向けのアウトサイドアクティビティが残念だった
⑦スカイプレッスンの予約が面倒だった
①自分には物足らないレベルのテキストのクラスがあった
初日のレベルチェックテストの結果によって購入するテキストのレベルが決められるのですが、私が渡された「Grammar/文法」のテキストは中学生レベルでした。
購入後3日以内で未記入の物なら返品できるのですが、私はよく分からずに使い続けてしまい、この科目については知っている事ばかりであまり意味のない授業になってしまいました。
今振り返れば、購入してすぐにテキストをチェックして、レベルを1ランク上げてもらうか返品しておけばよかったです。
②初日の長いオリエンテーションが子どもには辛い
初日の4時間ものオリエンテーションをじっとしているのは小学生でも厳しいのに、未就学児にはなおさらでした。
何とかなだめながら4時間耐えましたが、周りのお子さんも後半はぐずぐず言っていました。
その時間だけでも空いている先生に子どもたちを預かってもらって、授業をするなり見ててもらえたら助かるのにな・・・と周りの保護者も言っていました。
③娘が1人合わない先生がいて泣いてしまったこと
ある日3時間目が終わって、私の席に娘が泣きながらやってきました。
理由を聞くと「ある先生がもう嫌だ、変えてほしい」との事。
前から苦手だと言っていたのですが、この日の授業を機に我慢が爆発しました。
泣いた理由は、
・娘が喉が痛いと先生も知っていたのにずっと英語を発言させられたこと
・先生が勝手に娘のクレヨンを取ろうとして、手を滑らせて落ちかけたクレヨンを娘がキャッチした時に、買ったばかりのお気に入りのTシャツにクレヨンの色がついて汚れてしまったこと
これはマズイと思い、事務スタッフに言って次の日からその先生だけ変えてもらいました。
変更するまでその先生はすれ違いざまに娘に挨拶をしてくれていたのに、変えた途端、挨拶をしてくれなくなったと言っていました(笑)
その先生はスパルタ調で優しい雰囲気はなく、子どもには合っていないと感じました。
先生と生徒も人間なので相性もありますし、自分ではどの先生か決められないので、誰が自分の先生につくのか運ですね。
④最初(契約時)に聞いた内容と実際学校で聞いた内容に相違点があった
NILSの契約に至るまでに日本のスタッフの担当者(現地の学校にはいない)にいろいろ聞いていたのですが、その時に聞いた内容と現地の学校で聞いた内容に相違がありました。
例えば、学校が主催している安くで行けるジンベエザメツアーは2週間に1度の開催と聞いていたので、2週間の留学中のうちどちらかの週で行こうと思っていたのですが、学校に来てから聞いてみると、今週も来週も再来週もそのツアーは実施されないという事でした。
それなら他で主催されているツアーを日本で事前に探してこれたのに、、、と思ってしまいました。
⑤寮の食堂の食事があまり美味しくない
これは人によるのかもしれませんが、私と子どもたちには合いませんでした。
おかずも美味しいものもありますが、あまり美味しくないものが多く、日本食が恋しくなりました。
子ども達はよく残していたので、後半から子どもの分のおぼんは取らなくなりました。
ご飯も日本のお米とは味が違いパサパサで、ふりかけなしでは食べられませんでした。
⑥子ども向けのアウトサイドアクティビティが残念だった
子どもの屋外(アウトサイド)アクティビティを2日だけ申し込んだのですが、内容はあまり充実していませんでした(^_^;)
6コマの内、最後の2コマがアクティビティの時間となり、お友達と一緒に申し込みました。アクティビティ中は日本語禁止との事でした。
1日目はITパークの中にあるアヤラモール(大きなショッピングモール)を探索したのですが、お店に入ったりゲームセンターに行くも、お金を持っていないし何もしないで帰る・・・という内容で終わり、子どもたちもつまらなかったと言っていました。
2日目は私も授業を休んで付き添いました。
アヤラモールのスーパーでお菓子を買ったり、スタバに立ち寄って休憩したりしました。
しかしその間も子ども達は子ども達同士で話し、先生は先生同士で話すことがほとんどで、あまり意味のない内容に思えたので、このアクティビティは辞めました。
学校側で何か計画してくれているのではなく、空いている先生が付き添い、その時の子どもの要望を聞いて、何もなければとりあえずアヤラモールに行くというような感じで、正直英語の勉強にはあまりならないと感じました。
でも、1日教室にいるより外に出るほうが好きなお子さんには向いているかもしれません。
⑦スカイプレッスンの予約が面倒だった
NILSと留学の契約をすると、留学に行くまでの間、オンライン英会話レッスンを無料で受けられるという制度があります。
オンラインレッスンの時間は平日の11~21時と決まっており、予約の締め切りは前日の20時まで、1コマ25分のスカイプでのレッスンです。
この無料制度自体はとてもいいと思うのですが、私の時はいざラインで予約依頼をしても、当分夕方以降の空きがないと返答があり、昼間だったら空いていると言われましたが、土日はレッスン自体がないし、平日は親は仕事で子どもは学校や保育園があるので昼間は無理じゃん・・・となり、結局一度も受けずじまいでした。
それに、いつ空きがあるか分からない状態で親子3人分の予約希望日をラインで送って、その返事を待つというのも面倒でした。
私はそれまでネイティブキャンプでオンライン英会話をしていたので、好きな時間に空いている講師を気軽に選べるシステムに慣れていたのもあり、余計面倒に感じてしまいました。
NILSでおすすめのカリキュラム
これからNILSに行かれる皆さんへの参考になればと思い、私がおすすめしたいカリキュラムと、実際に授業を受けていたカリキュラムをご紹介します。
結局は自分が何を学びたいかによってその人に適したカリキュラムは変わってきますので、あくまでも参考程度にしてください。
私がおすすめしたいカリキュラム
個人的に受けてよかったと思えたカリキュラムは下記4点でした。
◆グラマー(文法)
◆プロナンスエーション(発音)
◆ボキャブラリー(語彙)
◆カランメソッド
特に文法と発音、カランメソッドはもっと長く学びたかったです。(理由は後述)
私が実際に受けていたカリキュラム
①スピーキング
②リスニング
③グラマー(文法)
④プロナンスエーション(発音)
⑤ボキャブラリー(語彙)
⑥カランメソッド
①スピーキング
満足度:☆☆☆★★
テキストに載っているイラストを見ながら、「この熟語の意味は?」「あなたはこれが好きですか?」「この標識の意味は?」など、英語で書かれているたくさんの質問に答えていきます。
私は全然答えられなかったので、先生の言う答えを聞きながらテキストに書いていくという流れでした。
言われたことを書き写しただけなので、後でテキストを見返したときにあまり覚えていませんでした(^_^;)
②リスニング
満足度:☆☆☆☆★
リスニングは取っている人が周りでも多かったのですが、個人的にはあまりでした。
なぜかと言うと、イヤホンで短文を聞きながら、聞こえた通りにひたすら書くという地道な作業で、英語を話すことがなく、あまり面白みがありませんでした。
リスニング力が鍛えられるかと聞かれてもあまりな気がしました(^_^;)
セブに来たら風邪をひく人が多いので、喉を痛めていたり咳が出ている人にとっては、リスニングは話さずに済むのでちょうどいい授業だと思います。
③グラマー(文法)
満足度:☆★★★★
私は中学生レベルの文法のテキストを渡されたので簡単すぎて勉強になりませんでしたが、先生もそれを察して最後の1日に、1ランク上のテキストのコピーを持ってきてくれました。その最終日の授業はとても勉強になり、最初からこのランクのテキストが欲しかったと思いました。
自分に合ったレベルのテキストを学べば文法の勉強になると思います。
④プロナンスエーション(発音)
満足度:★★★★★
日本人の苦手な英語の“音”を細かく教えてくれます。
あごをもっと動かすとか、口の形、舌の位置、似ている細かい発音の違いなど、日本の学校ではあまり教えてくれなかったことを教えてくれます。
単語や文法を覚えても、発音ができていないと通じないこともあるので、発音はとても重要だと個人的に感じています。
⑤ボキャブラリー(語彙)
満足度:☆☆★★★
知らない単語がたくさん出てくるので普通に勉強になります。
毎日復習すれば語彙力は増えると思います。
⑥カランメソッド
満足度:★★★★★
気になっていたカランメソッド。1日2コマだけ取れるのですが、私は1日1コマ取ってみました。
カランメソッドの感想は、想像以上によかったです。
初めにカランメソッド用のレベルチェックテストがあり、その結果次第で自分に合ったランクのカランの授業をしてくれるので、初心者でも大丈夫です。
授業の内容は、講師が早口で2回質問をするので、それに素早く答えるというものです。
間髪入れずに答えないといけないので日本語に訳す時間がなく、少なくともカランの授業を受けている時は英語脳になっている気がしました。
私は超初心者だったので、「What’s this?」→「It’s a pen.」という簡単な内容からスタートし、複数の場合や否定形、現在進行形、対象物がどこにあるかの位置の説明、数字・・・というふうに徐々に難易度が上がっていきました。
たった2週間でも毎日続けていると自然と英語での答えがでてくるようになり、長く続けていれば確実に英語脳が鍛えられると感じました。
ただ、50分ずっと喋り続けるので喉が渇きます。(途中でお水休憩はとってくれます。)
授業が終わる頃には頭が疲れているように感じますが、それだけ脳を使っているということだと思います。
テキストはモバイルテキストで、スマホで見れます。(日本に帰ってからでも見れる。)
テキストのお値段は910ペソ(約2千円)と少々高いですが、やってみる価値ありです。
NILSに行かれる方に向けての【注意点】
①カリキュラムや先生は合わないと感じたらすぐ変更の申請をする
②選んだカリキュラムが多いほど、テキスト代もかかる
③留学期間が短ければテキストはコピーでも可
④小さい子どもには1日6コマは長いかも
⑤親子の場合は子どもと席を近くしたければ事前に伝える
⑥学校開催のツアーは開催日をチェックしておく
⑦寮にあるウォーターサーバーはよくなくなる
では一つずつ説明していきます。
①カリキュラムや先生は合わないと感じたらすぐ変更の申請をする
科目も先生も、始まってみないと自分に合っているのか分からないです。
講師も人間なので、人によって合う合わない、楽しい楽しくないがでてきます。
限られた留学期間なので、自分に合った授業を楽しく学びたいですよね。
講師の変更は毎週木曜日16:00までに言えば、次の週から変えてくれます。
科目の変更は16:00までの申し出分が翌々日からの変更になります。
入口を入ってすぐのところにそれぞれ変更用の用紙が置いてあるので、遠慮なく申請しましょう。
②選んだカリキュラムが多いほど、テキスト代もかかる
私はいろんなカリキュラムに興味があったので、何も考えずに1日6コマをすべて違うカリキュラムで申し込みました。
後になって請求されたテキスト代を見てびっくり。
2,860ペソ(約6,200円)もかかっていました。
特にカランメソッドのモバイルテキストが910ペソ(約2千円)と高かったです。
たくさんの科目を選んでしまうとこうなるので気を付けてください(^_^;)
2,3科目ぐらいでしたら2千円ほどで済むと思います。
あと、テキストは1冊100~200ページほどある分厚いものなので、あまり数が多いとかなり重いです。
私は子どもの分も合わせて全部で7冊持って通っていたので肩が外れそうでした。テキストを入れる用にしっかりしたカバンやリュックがあると持ち運びがまだ楽です。
NILSで親子留学にかかった費用についてはこちらの記事にまとめています↓
▶▶フィリピン・セブ島親子留学【費用公開】親子3人/2週間で55万円!
(あくまでも私の場合ですので参考程度にしてください。)
③留学期間が短ければテキストはコピーでも可
留学期間が1週間ほどで短い場合は、テキストはコピーでも構わないとのことです。
この場合コピー代だけで済むのでテキスト代を節約できます。
思い出に持って帰って日本でも勉強したい人はテキストを購入してもいいと思います。
私は子どものキッズコース用のテキスト(1人2冊)を1,000ペソ(約2,200円)で購入しました。
これが娘と息子2人分なので子どもだけで合計2,000ペソ(約4,400円)です。
高―――!!!と正直思いましたが、日本に持って帰って思い出にもなるし、まぁいいか・・・って感じです。
ただ、5歳の息子に関して言えば、よく教室内をうろうろしていたのでテキストは数ページしか進んでおらず、コピーで充分だったなと思います(^_^;)
④小さい子どもには1日6コマは長いかも
5歳の息子にとって1日6コマは長くて飽きてくるようで、途中から教室内をうろうろしたり、よく私や娘の席に遊びに来ていました。
未就学児にとっては、狭い空間でじっとイスに座って英語の授業を受けるということは少しハードルが高いかもしれません。
周りの留学生の中では小さくて2歳の子もいましたが、たいていはお母さんか空いている先生が抱っこしていました。もう一人4歳の子は息子と同じように教室内をうろうろしていました。
未就学児の場合は4コマにするか、家政婦を申し込んで預けるのもありかもしれません。
⑤親子の場合は子どもと席を近くしたければ事前に伝える
座る席(キュービックの番号)は学校側で決められ、入学初日に発表されます。
もしお子さんや兄弟同士近くの席にしたければ事前に伝えておきましょう。
お子さんが小さくて親と離れるのが難しければ近い席がいいですし、逆に席が離れていたほうがお互い集中できるなら離れていても問題ないでしょう。
ちなみに私の息子は授業中に少しうるさくしてしまっていたため、最後の3日間は学校内の一番遠いお部屋に他の男の子たちと移動させられていました(^_^;)
⑥学校開催のツアーは開催日をチェックしておく
NILSが休日に開催しているツアーは下記3点です。
①アイランドホッピング
(2,500ペソ/約5,400円)
②オスロブジンベエザメツアー
(3,500ペソ/約7,600円)
③チャリティーイベント
(500ペソ/約1,100円)
一週間ごとに順番に行われているようですが、上2つのツアーは[開催人数7名以上]という制限もあります。
検討されている方は、週末の予定をたてるためにもいつ開催か聞いておいて、仲良くなったお友達を誘っておくのもいいかと思います。
⑦寮にあるウォーターサーバーはよくなくなる
1フロアに1台ウォーターサーバーが設置されているのですが、組みに行こうと思ったら切れていることが何度かありました。わざわざ違う階に組に行ったこともありました。
飲み水や歯磨きの時など、何かと必要になるので、水の量が残り少ない時は早めに補充しておきましょう。(どうしても必要であれば1階のセブンイレブンでも購入できます。)
留学前に覚えておいた方がいい英単語
私がこの英単語を知っていたら授業がスムーズだったなと感じた単語を紹介します。
特にグラマー(文法)の授業で何度も登場した単語です。
留学を控えている方はぜひ覚えて行ってください。
名詞 noun | 代名詞 pronoun |
動詞 verb | 形容詞 adjective |
副詞 adverb | 前置詞 preposition |
母音 vowel | 子音 consonant |
複数 plural | 短縮 contraction |
字 letter | 頻度 frequency |
文 sentence | 否定文 negative sentence |
熟語 idiom | 説明する describe |
NILSの感想まとめ
以上、語学学校「NILS」の感想でした。
語学学校のホームページにはどこも良いことしか書いていないと思うので、今回はあえてデメリットの方も書かせて頂きました。
- 立地や治安・・・大満足
- 授業・・・まぁまぁ
- 子どもの授業・・・やや不満足
- 子どもへの接し方・・・満足
というところです。
子どもが飽きて教室内をうろうろすることが多かったので、もう少し子どもが楽しめるように子ども向けのレッスンが充実していればよかったなぁというところです。
そしてもう一度NILSで親子留学したいかと聞かれると、次は他の学校に行ってみたいです。
でも、NILSの先生は楽しくて面白い方ばかりだったのでもう一度会いたいです(^^)
初めての留学なら特に、学校選びは難しいですよね。
どの学校でもメリットデメリットがあると思いますので、ホームページや口コミなどを見て、自分たちに合った学校を見つけてください(^^)
他の留学生の中には、親子で複数の学校に下見に来て子どもに決めさせたという人もいたくらいです。
2週間という短い期間だったので見違えるほどの英語の上達はありませんが、英語を話すことへの抵抗力がなくなったし、学ぶことも多かったです。
何より子どもたちに優しく接してくださったことが嬉しかったです。
NILSの先生方には本当に感謝しています。
これからNILSを検討されている方にこの記事がお役にたちますように。
